家庭用蓄電池を導入する際のメリットとデメリット

家庭用蓄電池を導入する際のメリットとデメリット

今回は家庭用蓄電池の導入メリット、デメリットについて解説していきたいと思います。
蓄電池の導入で迷っている方は、導入する価値があるのかどうかの判断の参考にしてみてください。

蓄電池の3つメリット

電気料金を削減できる!

家庭用蓄電池の導入することで得られる最大のメリットは電気料金の削減効果です。

電力会社によって昼夜の時間帯の設定や、その料金設定は変わってきますが、概ね電気料金は夜間の方が安くなっています。
安い夜中の電気を、寝ている間に蓄電池に電気を充電して、電気代が高い昼〜夕方に使用することで電気料金の節約が期待できます。

電気料金(買電価格)は年々値上がりしているのが現実です。これからのエネルギー需要を考えると更に値上がりする可能性もあります。
このことを踏まえて考えても、電気料金の安い夜間に蓄電池に充電し、それを昼間に使用すれば電気を賢く使うことができるので、電気代の節約になります。

太陽光発電との併用すればさらに効率的に!

蓄電池は太陽光発電と連動させることでメリットが拡大します。
太陽光発電による電力は日照のある昼間しか期待できませんが、その電力を家庭用蓄電池に蓄えておくことで夜間の電気使用に充てることが可能です。

電気を余らせることなく、効率的に使用できるので電気代の節約だけではなく省電力にもつながります。

災害など有事の際の停電でも電気を使用できる!

家庭用蓄電池は災害時の停電の際の電源としても注目されています。
東日本大震災では電力供給が休止され、多くの人が不便な生活を余儀なくされました。

家庭用蓄電池の容量にもよりますが、一般的なタイプだと12時間くらいであれば通常の生活レベルで電気を使用することができます。
災害はいつ起こるか分かりません。蓄電池には災害時の停電時にも電気が使えるという安心があります。

蓄電池のデメリットについて

購入価格が高額なものが多い

現在、蓄電池の価格は一般的な発電出力6kwや8kwのタイプで100万円前後と蓄電池は決して気軽に導入できる価格ではありません。

ただし、自治体によっては導入補助金も準備されていますので、補助金をうまく使えば導入費用を抑えることができます。

設置スペースの確保、経年劣化も

家庭用蓄電池はエアコンの屋外機くらいの大きさがあります。自宅に蓄電池を設置するスペースを確保する必要があります。

また、蓄電池の一般的な使用耐久年数は10年となっています。 時間が立つと、充電池の劣化により充電容量が徐々に減っていきます。
そうなると電池部分の入れ替えが必要になり、新たな出費が考えられます。

 

以上が蓄電池の主なメリットとデメリットとなります。

今回ご紹介したものは、あくまでも一般的なメリット・デメリットであり、実際はお客様ごとの生活環境によって変動します。
詳しくは弊社にご相談ください!

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